思い返すとヒドイ話

大学生になった今になって思い返すと小・中学校時代の先生の発言には「それは ひどいよ、先生!」と思えるものがあったりする。

小学校3・4年の国語の授業の時だった。習う漢字も次第にレベルが高くなりそれにともない、読み方も複雑になってきた。今までは「やま」としか読まなかった山という漢字を富士山=ふじさんというように「さん」とも読むようになる。

この時の「やま」という読み方を訓読み「さん」という読み方が音読みだと習う。しかしながら、小学3・4年生の脳みそでは山という漢字には「やま」「さん」という2つの読み方があるということはなんとなく理解できても、どっちが訓読みでどっちが音読みなのか ってことがなかなか覚えられない。「『海』という漢字の音読みと訓読みをそれぞれ書きなさい」

という問題があったとして、読み方が「うみ」と「かい」だと解ってもどっちがどっちなのかがわからなくて答えられないのだ。そんな状況を打破すべく先生はとっておきの方法を伝授してくれた。先生「もともと漢字っていうのは中国から伝わってきたのね。

だけど、中国の人が読んでいた読み方じゃ日本の人には読みづらかったから、日本の人が読みやすい別の読み方を作ったの。だから、漢字には中国の人達が使ってた読み方と日本人が作った読み方のふたつがあるの。音読みっていうのは中国の人達が使っていた読み方なの。

だから「さん」とか「かい」とか中国の言葉っぽいでしょ。そして、訓読みっていうのが日本人が作った読み方なの。「やま」とか「うみ」とか日本語って感じがするでしょ。

だから、音読みって言われたら中国っぽい読み方訓読みって言われたら日本語っぽい読み方って覚えると覚えやすいでしょ。覚える時には音読みは 中国っぽいもの、訓読みは 日本語っぽいものだから音(読みは)中(国)、訓(読みは)日(本語)= おんちゅうくんにって覚えてね。じゃ、一緒に何回か言ってみようね。

おんちゅうくんに。はい。」おんちゅうくんに(クラス一同)オンチュウクンニ(クラス一同)want you クンニ(クラス一同)なんてデンジャラスな授業風景でしょう。おかげで 俺は今でも音読み訓読みを考える時は頭の中で want you クンニ と唱えています。

ありがとう先生。