元カノの絶倫彼氏

学生時代から続いていた彼女(以下A子にしますね)に振られたのは、俺が東京に転勤になって一年ほど過ぎた頃だった。4年続いたとはいえ、俺のプチ浮気もばれ、お互い何となくやばいかなーと思っていた頃なので、A子の方から別れを切り出されたときももちろんショックはあったが、比較的冷静に受け答えが出来た。

ちなみにA子はというと、身長は160前後、誰に似ているかといわれれば難しいが、どちらかといえば童顔で、彼氏の俺が言うのもなんだが、顔と体のギャップがなかなかいい感じの娘だった。あ、そうだ、俺の5つ上の従兄弟に会わせたときに、「森尾○美に似てねー?」って言われてました。微妙でしょ?正直(笑)ま、それはともかく、とにかく最後に一度会いましょうってことになり、俺は久しぶりに地元に帰るつもりだったのだが、A子が東京まで来るという。

なんでだろ?どちらかというと俺の責任のような気がするし、わざわざお前が来なくても、というと、会わせたい人がいる、と来た。あ、なるほどね、、。俺は何となく見えてきたので、待ち合わせの時間と場所を決めて電話を切った。さて当日行ってみると、案の定A子の横にえらくガタイの良い男がいた。

まいったなー、俺ごちゃごちゃするの苦手なんだよ正直、おまけに根っからの文化系だし。。と思っているとその男が俺向かい直角に頭を下げた。三人で話したところ、どうもその男(濃い顔がホークスの馬原に似ていたので馬原君と呼びます)はA子が派遣で行っている会社の新入社員で、年は俺より3つ、A子より一つ下の、最近の若者(まあ当時は俺も若かったわけだが)には珍しく、礼儀正しい青年であったことだ。馬原君と彼女の話しをまとめると、二人が付き合うことを、俺に許して欲しい、とのことだ。

俺もさすがに少し腹が立ってきて、どうせもうそういう関係なんでしょ?というと、馬原君は顔を真っ赤にして否定し、A子はあなたじゃないんだからそんなだらしないことは私しない、と怒る始末だ。そんなこんなで彼女に振られ、馬原君と俺の元彼女は地元に帰って行った。その半年後、大学のクラブの同期の結婚式の二次会で久しぶりに地元に帰り、A子にあってびっくりした。

何か異様に色っぽくなってるぞおい・・。俺と付き合っているときから、確かにスタイルは良い方だったが、そのときのA子は、なんと言うか、絶妙なバランスの体のラインだったのだ。俺に気付くと、A子はにっこり笑って近づいてきた。

「ひさしぶり、元気・」「まあな・・。お前馬原君とはラブラブだろ?」「え?なんで?」

俺は悔しかったが、無理に笑いながら、だってお前すげえ色っぽくなってるもん、いわれね?と言った。ラブラブかなあ・・色々大変だよ、とだけ言うと、A子は違うグループの話に巻き込まれ去っていった。3次会には元彼女は来ず、俺は友人と飲んだくれた。皆が皆、A子がメチャクチャ大人の女になってる、昔は可愛らしいほうだったのに、などと言うので俺は何か、馬原君に完全に負けたような気になり飲み潰れた。

それから3ヶ月もたたないうちに、また二次会があり、俺は再び地元に戻った。こいうのは続くもんだが、お祝いは洒落にならん金額だよな実際、と思いながらその日も三次会まで出た。そこで、元彼女と非常に仲の良かった、俺の掛け持ちしていたクラブの後輩(Kちゃんとしときます)に会い、A子と馬原君が別れた事を知った。

「え?何で?」「うーーーーーん・・。すっごく複雑な理由」「俺一度だけ会ったけど、俺が言うのも何だけどいい奴だったぜ?」

「私も何回かあったけど、すごくいい人だよね、男前だし、先輩と違ってスポーツマンだし、真面目だし」「うるせーな、、で、なんで別れたんだよ?」Kちゃんはあたりをきょろきょろ見回して、ね?先輩いつまでこっちにいるんですか?と聞いてきた。

月曜代休取ってるから、とりあえず月曜の夜までいる、と答えると、Kちゃんはここじゃなんですし、明日どっかで飲みません?と言ってきた。地元も少しは栄えてきているようで、俺の大学時代にはなかったバーに、Kちゃんは連れて行ってくれた。恥ずかしいから少し飲んでから話しますね、と言い出し、何か色々飲み始めた。

恥ずかしい?A子と馬原君が別れたはなしが何で恥ずかしいの?少し顔に赤みが差してきて、Kちゃんは、じゃ、何が聞きたいですか?と俺に言った。「だからさ、A子と馬原君が別れた理由」「なるほど、、なんだと思います?」

俺は少し考えて、浮気?A子?彼?それか、単純にどっちかが飽きたとか、そんな理由だろどーせ、と言った。「全部ブー」Kちゃんは答えた。

「馬原君はなんていうか、超真面目で、なんとA子が始めての女性だったんだって」ほほう・・・。別れたとはいえ、あまり聞きたくない・・。「馬原君は、見てて恥ずかしくなるくらいA子にベタぼれ、あんな男前にあれだけ完璧な彼氏されたら、そりゃ幸せだろ、と私も思ってたんですよ」

わかった、と俺は言った。「あれだろ、A子はそーゆー奴じゃダメなんだよ。別にうぬぼれるわけじゃないけど、俺と長年付き合ったってことは、ある程度いい加減というか、人間に遊びがある、というか、そういうタイプがすきなんだよ、な?」ううん、とKちゃんは首を振った。先輩で懲りたのか、馬原君の誠実さというか、人間の真面目さに、A子も結構ベタぼれぽっかたです。二人で自転車乗ったり、テニスしたり、スキューバーいくんだよー健康的でしょーって自慢されました、と言い切った。

「じゃあ何なんだよ、あ?」Kちゃんは少し黙ると、ボンベイサファイアを一気に飲み干し、性の不一致です、といい、キャー恥ずかしーと一人で騒いだ。「・・・馬原君・・変態なのか?」

「違います」「じゃあ何だよ?あれか?EDっていうか元気ないのか?」Kちゃんは少し笑うと、その逆、と呟き、本当に聞くんですか?と俺を哀れむように言った。

段々ろれつが回らなくなるKちゃんの話しをまとめるとこうだ。馬原君は、自転車スプリントで地方代表、大学の時は中距離のインカレ選手という、ものすごい体力を持っている男であり、かつ、23でA子に出会い付き合うまで、童貞だったという、超真面目体育会人間であるらしい。付き合いだしてしばらく、A子が馬原君のマンションに遊びに行ったり、馬原君がA子の実家に挨拶にいったり(俺もしてないのに・・)で、まあありきたりのカップルだったのだが、ほかと違うのは馬原君が無尽蔵な体力で、23年間溜めに溜めた童貞パワーを全力でA子にぶつけてきた、ということだったらしい。

始めの一ヶ月は、A子も「愛されてる実感(Kちゃん談)」で嬉しかったらしい。だが、真面目な馬原君は、昼はA子の好きな遊園地や海やデパートやその他色々なところに一緒に行って、嫌な顔一つせず付き合い、馬原君のマンションに夕方戻ると、なぜか得意の料理をつくってくれたり、外で食べる時はA子の好物や新しい店をチェックしてエスコートする、といったことをこなしたあと、「いよいよやっちゃうわけですよね(Kちゃん談)」馬原君は、そのあと、A子をひたすらやり続けるらしい。

ちょっとブレイクします。中途半端でスイマセン。続きをかきに来ますのでよろしくお願いします。