ド天然とエロ心

とある外資系企業の技術開発部門に勤務する若きエリート、鈴木洋昭(仮名)。だが、そんな彼にも悩みはあった。それは小さ○○ンポと、恋愛経験が無い事である。

そんなある日、洋昭は心を寄せる後輩のプリティギャル、みずき(仮名)をゴルフに誘った。二つ返事でOKするみずき。洋昭の心の昂ぶりは、その夜の右手の筋肉疲労をもたらしたのだった。そして当日・・・。気がつけばもう午後4時。ラウンドは最終18番ホールを残すのみ。心弾む会話。緑が鮮やかなフェアウェー上でのさわやかな汗。みずきとの充実したプレーを楽しみながらも、洋昭は彼女への想いを打ち明けられないもどかしさに苦しんでいた。

「だめだ・・このままでは・・・。あぁ、オレはどうすればいいんだ?」悩みながらも洋昭はティーショットを放った。ボールは大きくスライスし、木立の向こうへ消えてゆく。ボールを見失う二人。みずきのティーショットは、フェアウェーのど真ん中をキープしている。「ボールを捜してくるから。」

洋昭はそう言うと、木立の中に入っていった。二人きりのラウンド。みずきも洋昭とのプレーを楽しんでくれているようだ。想いを打ち明けるのに、このような好機はまず無いだろう。自らの不甲斐なさに苦悩する洋昭。ボールを捜しながらふと、あたりを見渡すと、コース周辺には二人の他、プレーヤーは見当たらない。そういえばクラブハウスを出るとき係員から、自分たちが最終ラウンドだと聞かされていた。ということは、先発組はすでに、ホールアウトしたのか。この広いコースにみずきと二人きり。その事実は洋昭を激しく動揺させ、彼の持つ魔性を目覚めさせるには十分なインパクトだったようだ。

今、洋昭の心の中で、「天使」と「悪魔」が激しく争っている。木の幹に手をついて、苦悩する洋昭。額に浮かぶ汗。と、その時だった。「ボール、ありましたか?」なかなか戻らない洋昭を案じ、みずきが木立に入ってきた。その目、唇、胸。その瞬間、洋昭の中の「天使」が力尽きた。

「ごめん、我慢が出来ない。」なにやら具合の悪そうな洋昭を案ずるみずきに、洋昭は震える声で語りかけた。「そんな事・・・・急に言われても。」

洋昭の胸中を察したのだろうか?動揺するみずき。心なしか声も震え気味だ。男と女。しばらくみつめあったまま木立の中で、立ちつくす二人。沈黙を破ったのは、みずきだった。「じゃあ・・・くわえて、あげる。」顔を赤らめながらみずきが発した言葉に、驚愕する洋昭。

「そんな、みずきちゃん・・・・いいの?。」問いかけにコクンと頷くみずき。片思いじゃ無かったんだ、彼女もオレの事を・・。洋昭の心に暖かな感動が広がる。我知らず、涙がこぼれてきた。「洋昭さん、そんなにうれしいの?」

優しい笑みをうかべながら、みずきは洋昭の前にひざまずく。「よろしく、お願いします。」震える声でズボンのジッパーを引きおろす洋昭。

みずきはひざまずいた姿勢でスコアカードを取り出した。「OBって2打加算ですよね?」カードにスコアを書きくわえるみずき。自らの勘違いに気づいた洋昭は、卒倒した。

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