大学でできた彼氏の束縛と浮気、そして修羅場。。。

大学で彼と知り合ったのは入学してからすぐ。入学したてで友達作りに奔走していた時期。仲良くなった友達と8人ぐらいで校舎の入り口から出ようとすると、そこを男の子の集団で地べたに座りながら談笑しているDQN達。

「うざっ」と思いながら通りすがったその集団。ガングロではなかったが普通にギャルwだった高校時代を卒業し、お姉系大学生を目指す私こと19歳はこの人たちとは接することなく過ごそうと決めていた。しかし、友達100人できるかな♪をモットーに新歓に出ていた私はある飲み会で彼等を発見。

女友達たちとなるべく遠くの席を陣取り関わりを持たない様にしていたが、周囲が酔いが廻って来た頃彼が私の隣に座り話しかけてきた。見た目通り軽そうな男で、その日は番号を聞かれても酔ったフリしてはぐらかしつつ姿をくらました。しかし、恐るべし大学ネットワーク。

うちの学部だけで800人以上在籍するので擦れ違い様で挨拶するぐらいだろうと思っていたが、彼は友達を駆使し私の番号をゲット。これからのキャンパスライフ、何があるかわからない為邪険に出来ない私。そのままズルズル連絡が毎日くる日々。

彼は私に入学して一目惚れしたこと、それから必死で私と接点を持とうと頑張ったことなどを語り、バカボンな私は段々彼を好きになりそれから2ヵ月後正式に付き合うことになった。彼は後にうちの大学のミスター新歓になる程度なので当然付き合った当初は女の子の妬みもひどかった。別の新歓で先輩に色目を使ってた、○○くんと一緒に帰ってた。

他の男と付き合っていると噂があるなど彼に吹き込んだ取り巻き達に辟易したが、彼はちゃんと否定してくれたし、それなりに幸せだった。しかし、最近男の子の友達がそっけないのは何故だ??それはある日発覚する。テニスサークルへ向かう途中にプレハブの側で声がした。

彼と私の知り合いの男の子。「あいつは俺の女だ!近づくんじゃねえ!!」というような内容で胸ぐらを掴んでいる彼。ビックリして彼を止めようとするも興奮して全然話にならない。

とりあえず「本当にごめんなさい」と私が男友達に頭を下げ2人で話をすることにすると、今までそうして私の男友達を裏で脅していたようだった。彼は人当たりよく、友達も多くそのネットワークを使い私の周りを完全包囲。全然そんな雰囲気を感じさせずにうまくやっていると思っていたのに、私は何も知らなかっただけ。

彼は泣いて謝り、取り巻きたちの話を聞いて、それ自体は信じていないがいつ私が取られるか不安だったと。もうしない。俺にはお前だけしかいない、お願いだから許してくれ。

と終電がなくなるまで謝られ、好きだったし、何より今日は一限から出席で眠さピークの私は彼を許した。私は馬鹿です。この時点でDQNはやっぱりダメだと悟るべきだったのに。

それからは入学当初の友達100人目標どころか、男友達は彼を恐れてあまり話さなかったが、女の子の友達は順調に少しづつ増えた。…まあ彼の取り巻きたちの悪口はノンストップでしたが。

何ヶ月か経つと関係も安定し、それほど束縛も厳しくなくなってきた。連絡は毎日取っていたが、何故か女の感というか…別に彼の態度は普通。特に何もないはずなのに胸騒ぎがした。

でも私はそれは季節の変わり目で私の頭がアンポンタンなせいにしておいた。ある時、彼はバイトなので家で眠っていたら彼の携帯が鳴る。「忘れてったんだー、バイト先まで届けたほうがいいのかな?でもそういうのはでしゃばりすぎかw」などと一人妄想族で暴走していると、しつこく何度も着信が鳴る。

「やだな、緊急かな?」とそこで初めて携帯を手にとってみると、「着信日下部店長」あちゃー、なんだろう?なんかやらかしたかなーwっていうかバイト中だからバイト先で話せるはずでは?と思いつつ、人の電話に出るのはイケナイ事なので申し訳ないが放置させていただいた。……してたけど、あまりにしつこい。本当に。

何か緊急ならしょうがない、私が彼のバイト先で携帯に出てしまった事を謝り、用件を伝えようと電話に出る。するとかわいらしい女の子の声で「ねぇまだバイト終わらないのー?ずっと待ってるよ??」…随分かわいい店長だな!!私まだ起きたばっかりで声低かったよー!!っていうか、バイト後に何か用事があるのかな??

「すいません、○○くん(←緊張して彼の苗字)は携帯忘れていってしまったので、もう少し待ってれば終わると思いますが…」すると日下部店長は「え!!!…ごめんなさぁーい、わかりましたぁw」と言って急いで電話を切った。遅くして私の記憶が蘇る。

「……店長、男だって聞いてたけどね??」すいません、何行か前に「ミスター新歓」って…wなんだそれ期間限定w正しくはただのミスターです。それから悪いと思いつつメールを高速でチェックする。出るわ出るわ怪しいメールが。

ちなみに彼女はやっぱり店長ではない。日下部でもないw内容からして彼女は私が付き合っているのは承知のようだった。しかし、「いつかは浮気子オンリーになるよね??ハート」「大丈夫。浮気子が一番だよ(ハート)」なんて言っちゃってるしね…黒確定。むしろ他にも色んな女の子(大学内と思わしき人も、モトカノ有)とあまーいメールが出現。茫然自失の私。

状況判断がうまく出来ない私。これからどうしよう。別れる?別れるよ!でも…なんて切り出せばいいんだろう。

何がどうなってるの??…ってどうでもいいけど日下部店長の中の人は誰だ!!と怒りにまかせて携帯発信。すでに浮気子が日下部店長だってことはわかっていたが、混乱していた私は何故か浮気子「もしもしw」私「あんた何!!」と発言。浮気子「ええー?彼君待ってるんですけどぉー、なんかまだ来なくてー」私「そうじゃなくって!あなた彼の何なのって聞いてるの!!」やばい、私冷静にならなきゃ。

本妻(??)としてどっしりとかまえなきゃだめだ。浮気子「彼女ですけど」私「…そう、偶然ね。私も彼女なの」浮気子「偶然ですねー!!w…でも、もうすぐ浮気子一人が彼女になりますw」と言って切られた。

んんなんなんだこいつはー!!!ここまできたら徹底抗戦だ。絶対に本妻(←?)の座は譲らん!!と、怒りで沸騰中の頭を冷やしこれから迎えるであろう彼を何故か私は正座で待っていた。数十分後、彼は慌てて帰宅。

息を切らしながら正座している私の肩を掴んで、彼「携帯に誰かから電話きた?!っていうか、携帯の中身見た!?」私「…」彼「お願い、答えて…」さっきまで頭が沸騰しそうに怒っていたのに、急に悲しくなった。私はうつむいて必死に涙をこぼさない様にこらえた。努力むなしくポタポタ落ちる涙。

それをハッと気づいた彼が指で拭う。どうして?こんな風にいつも優しい彼が、隠れて浮気するなんて。どうして私は泣いているの?今日の朝は次のデートの予定立ててたはずなのに。

私「…あの電話の女の子は浮気子さん?それとも○○ちゃん?それとも□□ちゃん?それとも…」しゃくりあげながら話す私を彼が遮る。彼「違うって!!」私「何が!」彼「…浮気じゃない」私「浮気じゃないなら何なの?!私、彼女にもうすぐ私は彼女じゃなくなるって言われたのに!」彼「あいつ…!」支援ありがとうございます。一回消えた…彼「とりあえずそのカッコじゃ痛いだろ?こっちに…」私「触らないで!!…自分で歩く!」と、ベッドの上に移動。

その際にさりげなく私から携帯を取り戻そうとする彼の手を払う。ちょっと痺れた足をさする私w気遣う彼はとてつもなくテンパっている。私「さっきの電話は誰?」彼「電話したのは浮気子…。○○はモトカノで…、□□は…」私「浮気子さんの話だけでいい!浮気してたの?!それとも私が浮気?!」彼「浮気はしてない!俺には私だけだよ…」私「じゃあなんでそんなにたくさんの女の子の名前が出てくるの?!」彼「違うって!」私「だから何が!!ちゃんと口で説明してくれなきゃわかんないよ!!」

彼「…浮気子は、バイト先の子で…、俺の事が好きだって告白された…。だけど彼女いるからって説明…」その言葉を遮って、私「彼女いるからだめなの?!私の事が好きだから無理じゃなくて?!」彼「そう言ったよ!!でもそれでもいいからって…彼氏と別れてツライから相談に乗ってくれって言われて会ってた」私「それで勢いでやっちゃったってオチ?…さいってー」もう言葉をキレイに発言する余裕もなく、泣きながら彼を責めると猛反論。彼「違う!」私「だから何が!!」この後、私は今まで生きてきてこれ以上の名言を聞いたことが無い。

彼「ヤッたけど、イってないからヤッてない!!即ち浮気じゃない!!」……は??(*゜Д゜)続けて彼「そういう雰囲気になったけど、入れて私の事が頭に浮かんでイけなかった…。だから俺はお前が一番なんだよ!あまりに斜め上の発言に頭がまわらなくなり、「あ、そっかー!」と手を叩いて納得しそうになった。涙も引っ込んできょとんとしている私を彼は理解してくれたとでも思ったのか、彼「俺にはお前しかいないから」と自信満々で見つめてきた。

ハッとして、言葉をやっと理解した私は、私「…馬鹿にしてるの…ふざけるのもいい加減にしてよ!!」と自分の荷物を持ち、引き止める彼を蹴り飛ばし彼のアパートを飛び出した。その後彼からの着信が山のようだったので、家に帰り携帯の電源を切り、泣きながら疲れて眠った。待っててくれた方達ありがとうございます。

それでは続きをいきます。彼を蹴り飛ばしてから3日、学校を休んだ。その間携帯の電源を入れては彼のメールを消し、また電源を切る作業ぐらいしかしてないwすると彼の地元の友達、友男から、何度か着信が入っていた。

彼の友達まで邪険にすることは出来ず、折り返し電話してみると彼から内容は聞いていたという。友男「俺、止めたんだけどさ、あいつ聞かなくて。つーかよかったよ!私ちゃんが別れるって決心してくれて!!俺実は前からry」馬鹿の友達はやっぱり馬鹿だ。ここから友男のストーカーが始まるのだがそれはまた別のお話。(最初は書こうと思って登場人物に入れたけど長くなってしまった為割愛。)

無理だと言っても諦めない友男の電話を「尿意が…w」と言ってぶっちぎり、即着拒。そんなうちに彼から「浮気じゃないから信じてよ☆お前が一番だから!」というわけわかメールがとめどなくセンターから届いた。「あんなにいっぱい女の子とメールしといて何言ってんの?ホントは私何番目なの?」と返信すると、「悪いけど、一番じゃないな。(何行か空白をスクロール)オンリーワンだよ(はーと)」と返ってきた…。もうこんなオトコイラネ!と決断し「別れる」とだけメール送信。その後、間髪あけずに嵐のような着信。

「とりあえず話がしたい。別れるにしても荷物とかあるし、俺んち集合!」という内容をひたすらまくし立てられ、2時間後彼の家に向かった。彼の家について、すぐに帰れるようコートも脱がずに自分の荷物を片付けながら彼の言い訳を右から左へ流していると、怒涛のピンポンが鳴る。彼はなかなか出ないので、私がドアを開けると、そこには制服を着た女の子が立っていて、ニコッと笑った後に私を突き飛ばして中に侵入。

彼「ちょ、浮気子!!なんだよお前呼んでねーよ!!!」浮気子「だって、この場に浮気子がいないと彼くん本当の事言えないジャン!」この子が浮気子ちゃんか。慌てる彼を尻目に私は何故か冷静だった。私「始めまして。(私の本名)です」浮気子「○○浮気子、15歳、高校1年生でーすw」聞いてねえよ。

つーか、ロリコンもOKなのか…。益々自分の見る目が無かったと実感する。浮気子「ちゃんと別れるって決めてくれた?もーほんと私さんしつこいですよー!」とプンスカしている浮気子を彼は「お前一回やったぐらいで彼女面すんな!!」と一喝。

あ、やったって自分で認めてやんの。バカスww浮気子「なにそれ!浮気子の事好きだって言ったじゃん!!」彼「うるせーよ!お前なんて私の生理期間要因なんだよ!!」浮気子「…ひど…ちょっと許せないんだけど!!」キレて私の荷物を蹴飛ばす浮気子。ピンポイントで私に怒りをぶつけてくる。

彼も役割分担してたのかよ…。つーか馬鹿正直すぎだし…。私「浮気子ちゃん、これでもまだ彼の事が好き?付き合いたい?」浮気子「あんたもう別れたんでしょ?!関係ないんだから帰れば?!」すっかり部外者らしい私。

私「じゃあ関係ないから帰るわ。こんな男欲しいならくれてやるわよ。私全然いらないから!私のおさがりでごめんなさいねw」と皮肉を込めて浮気子を見下げて荷物をまとめる。浮気子「何?負け惜しみかよ?w」私「違う。哀れみよw私が捨てた男にすがりつく、浮気子ちゃんがかわいそうだなって思って」彼「なんで別れるんだよ!!俺こいつと付き合う気とかねーよ!!そんなこというなよ!」そこで存在を忘れてた彼がやっと発言。

私「あ、そうだ忘れてた。コレ…」と彼に渡そうとした紙の束を浮気子が強引に奪い取り、浮気子「なにコレ?!ふざけんな!」と言ってビリビリ破く。私「あらら。それ、彼の明日の3限のレポート。彼遊んで休んでたから私がやったけど、もったいないから持ってきたのに。授業聞いてないけど明日の昼までに書ければいいね」彼顔面蒼白w「ちょ…オメ―ふざけんなよ!!」キレて浮気子突き飛ばされる。私「じゃ、私関係ないらしいし。用終わったから」と出て行こうとすると、浮気子が「うぎゃああああ!!」と奇声を上げて掴みかかってきた。

すいません、電話が来てしまいました。私の後ろから右手は髪の毛、左手はコートのファーを掴み、思いっきり引っ張られた。泣き喚く浮気子に髪の毛何十本とファーの左肩らへんをむしりとられた。

ちょっと!このコートこないだ買ったばっかり!!ハゲた!私ハゲ!!私も涙目wwそのまま倒れた私はマウントを取られ、更にむしりとられる私の髪とファーたち。更に私の右足の上に浮気子の足が乗っていて、膝の関節が悲鳴を上げている。これホントいたい…彼「やめろ!!おい浮気子!」と浮気子の両腕をガッシリとガードする彼。

浮気子は彼に抱えられて手が出ないため叫びながら足で彼の股間を蹴った。「おっつ!!!」とうずくまる彼。解き放たれた浮気子は台所へ駆けつけ包丁を取り出し投げつけてきた。

そのまま包丁はベランダのガラスへ直撃。そしてその後も物を見つけては投げてくる浮気個。その何個か(たしかお茶碗?)私のおでことかガードしていた手とかに当たった。

そのうち騒ぎに気づいた隣の女の子(大学生ぐらい)が「どうしたんですか?」とドアを叩いた。投げつけられる物を受けながら、ダッシュで玄関へ向かう。血が出ていた私を見て「えっ!!???」とお隣さん。

だよね、ビックリするよね。浮気子「待てよ!おい!!」と浮気子が追いかけてきた。ケチャップを投げつけられたけど、お隣さんには迷惑かけられないのでドアを急いで閉める。

浮気子に腕を掴まれたけど、必死で蹴ってとにかく自分のカバンだけはダッシュで取り戻し、倒れた浮気子を踏みつけて彼の部屋を出る。化粧品とか日常品は諦めた。さらば。

お隣さんが部屋の前で待機してくれてて、「こっちに!」と自分の部屋へ急いで入れてくれた。浮気子は追いかけてきたらしく「オイ!こら出て来いよ!!」とドアを叩く。バカめ、そっちは反対側のお隣さんだ。

お隣さんの部屋で女子二人ささやき声で会話。私「すいません、ご迷惑かけて…」お隣さん「いえ、なんかすごい音したもので…どうします、警察呼びます?」私「ごめんなさい、どうしたら…」パニックすぎてどうしたらいいかわからない。お隣さん「とりあえず、血」とタオルを持ってきてくれて拭いてくれた。

優しい。こんなわけわからない女にすごく優しい。ここで本日初めて涙が出てきた。

そのままおでこの血を拭きながら、涙も拭ってくれた。更に涙が止まらない。惚れるかと思った。

その後、復活を遂げた彼は急いで浮気子を部屋へ連れ戻す。ガラスが割れているので言い争う二人の会話が聞こえる。近所迷惑甚だしかった。

私は介抱してくれる見知らぬお隣さんの前で泣きまくった。その後もだんだん落ち着いていったものの、夜まで彼の部屋で口論は続いていたようだった。私はというとお隣さんのご好意で血とかケチャップとかもろもろを落とすべくお風呂を借りて、落ち着いた頃にタクシーを呼んでくれた。

すごいいい人だった。もう好きすぎて、申し訳なくて後に菓子折りを持っていった。翌日は彼からの謝罪のメール、それでもまだ許して欲しい、やり直して欲しいと送ってきたけど、もう関わりたくないと、これ以上話があるなら親を交えた上で話すとメールすると、「本当に悪かった。でも本当に私だけが好きだ。俺は一生責任取るつもりでいるよ。今は会えなくても、いつかはやり直せると信じてる」と返信が来た。

ビビリめ。ふざけんな。何日か休んだ後に学校に行ったときには時すでに遅し。

彼は”自分のおっかけが彼女に迷惑をかけて別れてしまった。でもまだ好きなんだ”と、事実を捏造し、いい立ち位置をゲットしていた。私は信じてくれる人だけが信じてくれればよかったので、(関わりあいたくなかったのも有り)仲のいい友達だけにしか真実を話さなかった。

その後も同じ学部ということもあってすれ違うこともあったけど、携帯も変えて徹底無視する私を遠く見つめるぐらいしかしなかった。…と思ったが!二年ぐらい後に彼のストーカー行動が始まった。でもまたそれは別のお話。