8/10)旅先で出会ったかわいい彼女との初体験、寝取られそして別れのエッチ体験談

1/10)旅先で出会ったかわいい彼女との初体験、寝取られそして別れのエッチ体験談 1話目/全10話

バイブルには病人が、身体の異常が癒された話は沢山出ているのに、
今はそんな現実はないのだそうだ。
俺は、暗たんたる気持ちで教会を後にした。
今の俺は教会に行っていないが、
バイブルを座右に置くようになったのはこの時の経験が元になっている。
その時俺が突然訪れたある教会で、一風変わった牧師に会った。
その後連絡を取り続ける事になるが、彼から今の妻を紹介してもらう事になった。


智子の股関節脱臼が無ければ、俺は妻とも巡り合っていない事になる。
女神湖の偶然の出会いが、多くの人の人生を変えた。
今思っても不思議だ。
最近、俺は大いなるものの意志を感じるようになってきている。
俺は結論を先送り先送りにしていた。
必ず下さねばならない結論を。
両方に良い顔をして、にっちもさっちも行かなくなり
破滅に至る、典型的なパターンだ。
智子は、チラチラ俺に漏らすようになってきた。
「私の事をね、好きだって言ってくれる人がいるの」
俺はドキリとしながらも
「そう、どんな人なの?」
「いい人よ。同じ銀行の同期なんだけど、大学院を出ているから年齢は私より上」
「そうか・・・・」
俺はあえて突っ込まなかった。
智子はホッとため息をついた。このため息の意味を俺は取り違えた。
智子が俺に探りを入れていたのだろうとその時は思ったが、
実は智子の話は本当だった。
きっと俺に対する呆れ、哀しさ等入り交じったため息だったのだろう。
智子は時々俺に彼のことを話すようになった。
「好きだって、言われてしまって・・・・困ったな」
「物好きな男もいるものだね。」
「両親に会ってくれって、言われているの。」
「会うのかい?」
「ううん・・・でもね・・・・・」
智子が迷っていることは、言葉の端々から感じられた。
俺はが智子に「そんな男と付き合うな、俺に付いて来い」
とでも言えれば良かったのだろうが、言えなかった。
却って、智子が彼と付かず離れずでいてくれたら、
等と俺は思ったものだった。
我ながら呆れるが、俺は彼を智子と別れる時の保険にしようと考えたようなのだ。
別れても智子がさして傷つかないための保険に。
だが、実際彼と智子が結ばれた時、ひどく傷ついたのは俺の方だった。
ある日智子に言われた。
「ねえ、私たち、いつまでにはっきりするのかしら?」
俺が一番恐れていた質問だ。
「いつまでって言われても・・・・・」
俺は誤魔化そうとしたが、智子の目は俺を見つめて離れない。
「○月までには・・・・」
俺は期限を区切った。
「そう、なら後○ヶ月ね。わかったわ。」
その時から、智子は残り月を指折り数えるような
しぐさを見せるようになった。
そのしぐさに、俺は言いようの無いプレッシャーを受けた。
智子の分からず屋、とまで思ったりした。
だが、この辺りから、智子は俺を諦めようとし始めたのだという。
辛い辛い内心の戦いだったそうだ。
智子に惚れた銀行の同僚は、優秀だが地味で、
風采の上がらないタイプだという。
私立大を卒業の後、国立大の大学院で修士を修めている。
最初、智子は彼を相手にしていなかったようだが、
俺の雰囲気が変わってきたゆえの不安もあり、
彼からの誘いで食事を共にするようになってきたようだ。
智子は、彼から好きだと言われた時、
俺の存在と股関節脱臼の事を話したという。
彼は、それでも良いからと言ってくれたらしい・・・・
智子は後、彼と結婚する事となる。
俺が智子に言った期限の月が来る前に、俺に辞令が下りた。再び海外勤務。
プロジェクト関係だったので、今度は短期になりそうだったが、
それでも一年を切る事はない。
俺は出発の準備を進めつつも、智子との事を考え途方に暮れた。
赴任まで、残りひと月を切っていた。
弟はこの少し前、紀子との事がようやく解決に至った。
俺は、そちらにも首を突っ込んでいたので、
時間的にも精神的にも全く余裕がなかった。
ひどい労力だった。
夜の世界の住人とは、同じ人間とは言え波長が余りにも違い、
興味深くはあったが同時に激しい疲労に襲われる日々が続いた。
俺は弁護士の友人と連日連絡を取り合い、事態を把握した。
智子も、紀子絡みなので俺に負担をかけまいとしてくれていた。
俺は疲れて帰った後、智子を抱き、心の疲れを癒してもらった・・・
友人の努力によりもめ事は遂に解決し、紀子は自由になった。
が、その時俺は心身共にほぼ限界に達していた。
胃がきりきり痛んだ。
数年後胃潰瘍で俺が入院した時、胃カメラを飲んでみたところ、
新しい胃潰瘍よりも広範囲に旧い胃潰瘍が治った跡がくっきりと見えた。
医者に「君、何だい?このひどい胃潰瘍の跡は」と言われた。
これは、この時のものではないかとも思う。
俺は両親相手に最後の交渉をした。
智子と結婚したい事を。
智子は素晴らしい女性である事を主張し、何とか許して欲しいと訴えた。が、
結果は駄目だった。
俺は、やはり智子の足のこともあり、強引に押し切ることもできなかった。
俺自身、やはり引く所があったのだと思う。
結婚は両性の合意によって行われる。
俺には、智子との結婚に踏み切ってしまう道もあった。
が、俺は海外に赴任する。
智子を連れて行くのか、となると踏み切れない。
では、一年以上智子を待たせるか?
この期に及んで俺は未だ迷っていた。
迷っていたって、智子はどうすれば良かったのか?
実は、俺は智子の事よりも、自分の事で精一杯だった。
智子には可哀相なことをしてしまった。
遂に俺は智子とじっくり話し合った。
内容については、詳しく書けない。
後に結婚する事になる同僚の事も、ここではじめて詳しく聞いた。
同僚は良い人だが、やはり俺と一緒になりたかったと、
智子は泣きながら言った。
彼の両親から、智子の両親に連絡が行っていたことも分かった。
が、智子の両親は、その申し出を断っていたそうだ。
智子が俺と結婚したがっていることが、智子の両親にも分かっていた。
俺は、その話を聞いてショックを受けた。
智子の両親を、兄弟を裏切ってはいけない。
俺は、二人で駆け落ちすることも考え、智子に話した。
しかし、俺の両親から離れて、俺達だけで暮らす事、
それは智子の望む事ではなかった。
智子は両親から愛されて育った。
智子は俺の両親を大切に思い、仲良く暮らしたかったのだ。
俺は地団駄踏んだ。智子の分からず屋。
が、ここまで彼女を追い込んだのは、まさしく俺だったのだ。
「そう・・・・わかったわ・・・・・」
涙を目に一杯浮かべて智子が振り絞るように言った言葉だ。
終わりの言葉だった。
この日から、俺は智子に手を出すのを止めた。
翌日、俺が智子の部屋に行ったところ、智子は帰っていなかった。
稽古を終え、勉強を終えた夜の12時を過ぎても帰らない。
俺は待ちくたびれて、眠る事にした。
俺は一人で横になった。智子の部屋に、智子がいない。
何とも淋しいものだ。その時俺は知った。
俺が来ない夜、智子はこういう淋しい思いをしながら寝ていたのだ、と。
何時かは俺と結婚する日が来ると、それを楽しみにしていた智子だった。
その支えが失われた時、智子は足下が崩れるような悲しみと衝撃を覚えたことだろう。
俺はどうして智子を責められるか。
水銀灯の光が、電気を消した部屋を照らしている。
俺は寝付けなかった。
智子は一体何をしているのだろうか? 何かあったのではないか?
智子の好きな小さな熊のぬいぐるみが、俺をタンスの上から見つめていた。
この日、智子は帰ってこなかった。
俺は、自分で朝食を作り、出勤した。
その晩も智子の所へ、俺は行った。
稽古をした後、夜12時まで俺は智子を待ち、眠った。
昨夜と違っているのは、智子が帰ってきたことだ。
俺は智子の布団も敷いていたので、智子はそこに寝た。
朝、俺は智子がいる事に気付いた。
午前5時頃だった。俺が智子を見つめていると、
偶然智子が目を開けた。寝苦しかったのだろう。
「ごめんなさい・・・・・」智子が俺に言う。
「彼の所に、泊まってきたのかい?」
智子は頷いた。
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