2/10)旅先で出会ったかわいい彼女との初体験、寝取られそして別れのエッチ体験談

1/10)旅先で出会ったかわいい彼女との初体験、寝取られそして別れのエッチ体験談 1話目/全10話

敬子は毎日泣いていた。
仕事の時は普段と変わらないが、智子と二人切りになると駄目なのだそうだ。
無理してお酒を飲んだり、男から軟派されて付いて行ってしまったりと、
見ていられないという。
バレンタインのチョコを俺は貰えなかったが、智子が敬子に気兼ねしたのだった。
小学生じゃあるまいし、敬子と智子は一緒にチョコを買って、二人で
それを食べてしまったのだという・・・・
こんな子供っぽさが智子にはあった。


何とかならないかと智子から突っつかれ、俺は友人と飲みながら話した。
駄目だ。脈はない。友人は敬子に飽きていた。
抱くだけ抱いて捨てるというのは、人でなしだと俺は思う。が、
残念なことに友人だと俺はそれを切り出せない。
仕方ない。俺は智子にもう諦めるように伝えて欲しいと言った。
身体を直に許すのは、お勧めできない。
軽く見られてしまうし、第一軽く見ている相手にしか、男は駄目元で迫らない。
敬子はなかなか立ち直れず、危ないところも通ったという。
自棄になって、色々な男に身体を許し、やらせの敬子と呼ばれていた時もあった。
実際、荒れた雰囲気が顔に出ていた。
それでいてきれいで、グラマーなのだから、男は放っておかない。
智子が側にいなければ、俺も敬子を落とせただろうと思うほどだった。
俺は友人を諦めるよう敬子を説得するために、智子と一緒に会ったのだった。
いやな役回りだったが、仕方なかった。
敬子はやはりきれいだったし、何人もの男から抱かれた女の色気がむんむんしていた。
俺は敬子を抱きたいと思ったが、その思いをかろうじて抑えた。
敬子を案ずる智子の手前、そんな事できなかったから。
二人と別れた後、俺は敬子に沸き上がった性欲を抑えがたかった。
俺は智子のアパートに電話を入れた。
今夜智子を抱かないと、俺はどうかなってしまいそうだった。
電話に智子は出た。
「さっきはごめんなさいね」
「いや、良いんだよ。敬子はどうしている?」
俺は敬子のことを聞きつつ、実は敬子が智子のアパートにいないことを確認したかった。
「さっき送って行ったの。落ち込んじゃってね、大変だったのよ」
「そうか・・・、ね、アパートに行って良いかな?そのことも話したいし・・・」
やや間を置いて、「うん、待ってる」
俺は急いで智子のアパートに行った。
ノックすると、静かにドアが開いて、智子が顔をのぞかせた。
「どうぞ・・・」
もう、何度か入ったことのある部屋だ。いつもきちんと整っている。
「何か飲む?」
俺はコーヒーをお願いした。ビールでも良かったのだが、
自分が酔った勢いで野獣になってしまわないかが心配だったのだ。
野獣になれば智子を犯せるだろうが、俺は智子を失いたくなかった。
性欲が満たされ、はっと我に返る・・・などということにはなりたくなかった。
ギラギラした雰囲気を出してはいけない。
俺は落ち着こうと努めた。
急いではいけない、愛情より性欲が勝っていることを悟られてはいけない。
処女の直感というのは、結構鋭いものだ。
自分から身体を開かせないと・・・
俺は何とかムードを高めたいと努めた。
しかし、話は敬子に行ってしまう。当然だ。そのことを話したいと智子に伝え、俺は来たのだから。
敬子は、智子をうらやましがっていたという。
俺が優しい人で良かったね、と、泣いたという。
智子も話しながら、涙ぐんでいた。
俺は、黙って話を聞いていたが、「敬子に悪いというのなら、俺達も別れるかい?」と冗談半分で言った。
智子はキッとこちらを睨んだ。「本気なの?」
俺は、返事をしなかった。
ただ、俺を睨みつける智子から目を離さず、
彼女の真向かいに位置を変え、彼女の両肩に柔らかく手のひらをかけた。
古流柔術のやり方だ。相手は変な圧力を受けない。
柔らかく触れられているだけだから。
だが、相手は逃げようとしても逃げられない。
逃げようとする力の方向に崩しが入ってくる。
俺の目は真剣だったろうと思う。
俺達は睨み合っていた。
コーヒーは冷ていた。それだけ長い時間話を聞いていたのだ。
「分からないのか?」俺は智子に問いかけた。
智子は返事をせず、俺を睨みつけていた。
「好きなんだ。分からないのか?」
智子の目から、涙があふれてきた。
俺は智子を柔らかく抱きしめ、彼女の唇を探した。
ディープキス。舌を彼女の舌に絡め、彼女のよだれを俺はすすり込み、彼女も積極的に舌を絡めてきた。
そのまま俺は柔らかく彼女を押し倒した。
胸のボタンを外す。
彼女は胸を大きく上下させながら、荒い息の中「ね、止めて、お願い・・・」と俺に哀願した。
手は形だけ抵抗していたが、力が入っていなかった。
しかし、突然我に返ったように彼女は「駄目!!」と強く言い、
抵抗力がいきなり増した。
本気で嫌がっている。前回と一緒だ。
俺は、彼女の目を見つめた。
「俺が信じられないのか・・・・」
我ながら驚いたのだが、俺の目から涙が流れ出した。
次々に涙が湧くように出てきて、俺の感情が爆発しかかっているのが自分でも分かった。
ここまで信用されていないのか、と、情けなかった。
俺のことを思わず、自分を守ることだけを考えているのかと、
彼女に憤りも湧いてきていた。
が、彼女の目にも涙が溢れている。俺は力を抜き、彼女から離れた。
そして二人して、泣きながら見つめ合った。
そこは、真剣勝負の場だった。
ここの対応如何で、二人の人生は変わる。
今、人生の分岐点に俺達はいた。
智子は俺から視線をそらすと、涙を拭き、服の乱れをそっと直した。
そして俺の目を見つめ、無言で俺を制し、立ち上がって部屋の鍵が閉まっているのを確認した。
それから俺の正面にきちんと座った。
「ね、聞いてちょうだい。好きと言ってくれて有り難う。私も貴方が好き、大好き」
俺は嬉しかったが、その割の緊迫した雰囲気が不可思議だった。
「私も貴方に抱かれたい。何度も抱いて欲しいと思ったの。でも、その前に聞いて欲しいことがあるの。」
彼女の目から、見る見る涙が溢れ出した。
「言ったら、嫌われるかもしれないって、心配だったの。でも、言わないと私たちこれ以上進めないから・・・・」
「言ってご覧、嫌いになんか、ならないから」
彼女は振り絞るような声で言った。「私、身体が悪いの・・・足が、悪いの・・・・」
「足?」
「股関節脱臼って、知ってる?」
股関節脱臼、聞いたことがある。
だが、詳しくは知らない。
俺はその旨智子に伝えた。
智子は視線を下に落とし、一つ大きなため息をついた。
それから意を決したように語り始めた。
股関節脱臼は股関節の異常で、智子は先天性だった。
幼児期から何度か手術を行ない、歩けるようになり、
日常生活に不便がなく、スポーツもできる身体になった。
しかし、股関節の異常は残っている。
関節の形が悪いため、大きな重量に股関節が耐えられない。
すなわち、妊娠が難しい。
妊娠終期には、胎児胎盤などを含めて10キロにも及ぶのだ。
耐えられたとしても、股関節に新たなるダメージが蓄積される。
中年以降、股関節はすり減ってしまい、
自分の体重にも耐えることができなくなる。
その時は、自分の関節を切除し人工関節を手術で入れることになる。
智子の説明では、人工関節は一度しか入れられず、
人工関節が使えなくなった後は、
歩けなくなり、車イス生活になる・・・
智子は視線を落とし、義務的なほど冷たい声で
それらを説明してくれた。
感情の表出は見られない。しかし、手や肩は小刻みに震え、
唇の端もフルフルとゆがんで震えていた。
俺は、どうして良いのやら分からなかった。
俺はそろそろ智子を抱きたいと思っただけだった。
だのに突然想像もしなかった事実を突きつけられ、俺は途方に暮れざるを得なかった。
しかし、智子が受け止めねばならない人生は重く、
智子と共に生きるのか、それとも別の道を歩み始めるのか、
それは俺の返事にかかっていた。
THAという言葉も知らず、智子の言った通りを今まで信じておりました。
智子は昭和36,7年生まれです。
当時の医学レベルでは、ということなのかもしれませんが、
私の記憶違いもあるのかもしれません。
智子が言ったこと、それをあえて私は封印していましたし、
改めて智子に詳しく聞くこともありませんでした。
智子が私に語ってくれたことが、私にとって大きな衝撃だったので
症状を深刻に捉えてしまったのかもしれません。
智子の右足の内股には、大きな手術の跡がありました。
私の印象では、15センチくらいの傷で、何針も縫った跡がありました。
智子はちらりと俺を見、直に視線を外した。
俺は落ち着きたいと思ったので、「コーヒーのお代わりをくれない?」
と智子に言った。智子は頷いて、ゆっくりと立ち上がり、お湯を沸かし始めた。
智子はコーヒーを入れるのが上手だった。豆はいつも手で挽いていた。
ゴリゴリ音を立てながら、豆を挽く。
俺達は無言だった。
外はいつの間にか雨が降り始めており、雨音だけが
やけにはっきり聞こえてきた。
俺は決断を迫られていた。
結論の先延ばしはできない。場の雰囲気がそれを許さない。
俺が智子と一緒になった場合に、確実にやって来る未来は彼女の車イス生活だった。
俺は未だ、智子を抱いていない。
今ここで彼女と別れても、さほど傷つけないで済むのではないかと思ったりもした。
敬子を捨てた友人よりも、よほどマシではないか?
だが、人生の大切なひととき、共に過ごした智子との大切なひとときを全て無にするのか?
一瞬の運命で出会った二人、女神湖で、お互い5分いる時間がずれていたら出会わなかっただろう二人。
可愛い智子、二人でやっと育んできた大切な関係を、ここで終わらせてしまって良いのだろうか?
智子がコーヒーを俺に入れてくれた。
カップと受け皿がカタカタ震えていた。智子は俺の目を見ない。
ただ俺の言葉、行動を待っている。
俺はコーヒーを飲み切ってしまった。
味はよく分からない。ただ夜だから、薄口のコーヒーだったのを覚えている。
カップを置いて、俺は耳を澄ませた。
雨足が強くなったようだ。
今日は帰れそうにないし、帰りたくもない。
俺は智子を見つめた。
可愛い。銀行でも、結構もてると聞いている。
真剣なまなざしを下に落として、堅くなっている。
俺は腹を決めた。
彼女を支え、幸せにしてあげるのが俺のつとめだと思った。
今から思うと、実に傲慢な考え方だが・・・
その時は、本気でそう思ったのだ。
そう、傲慢だった。
今は、はっきりと分かる。智子には可哀相な事をしてしまった。
何故、一緒に生きたいと、一緒に苦労しようと思えなかったのか。
何故、支えてあげよう、などと思ったのか。支え合おうと言えなかったのか。
俺自身、どれだけ智子に支えられたか、今になって分かる。
俺は、後悔している。智子に悪いことをした。
「智子」俺は声をかけた。
彼女は振り向いて、俺を見つめる。
「愛しているよ」俺は微笑んで言った。
初めて彼女に言った「愛」という言葉。
「本当?本当なの?」
「ああ」
「うそじゃないよね、信じていいのね」
俺は頷いた。
智子は立ち上がって、コーヒーをもう一杯入れようとした。
そして、そのままその場で肩を震わせながら泣き始めた。
俺は立ち上がり、彼女の肩に優しく手をかけ、
「愛しているよ・・・」と伝えた。
彼女は涙目のまま俺を見つめ、身体をひねって俺の唇に
自分の唇を押し当てた。
俺達はしばらくそのまま抱き合っていた。
雨の音、お湯が沸く音、智子の心臓の鼓動。
それらが一体となって、俺の哀しいまでの幸福感を高めた。
智子は俺から離れた。
涙目のまま、クスリと笑い、
「シャワーを浴びなくっちゃね」
俺はドキンとした。
智子は、シャワーを浴びに行った。
智子が出てきて、俺に「どうぞ」とシャワーを勧めた。
智子は薄手のトレーナーを着ていたが、
トレーナーには智子の乳首が浮き出ていた。
ノーブラだった。
俺がシャワーを浴び終わって、出てみると
布団が二組敷いてあった。布団はぴったりとくっついている。
「泊まって行くでしょ?」「うん」
俺は童貞のようにどぎまぎした。
歯ブラシは智子が自分のそれを使わせてくれた。
俺はパンツ一つになって布団に潜り込む。
とても良い香りがした。
智子も布団に入り、電気を消した。
「おやすみなさい」「おやすみ」
だが俺は寝つけなくて、目を開けて智子の方を見てみた。
水銀灯の灯が、カーテン越しに部屋に入ってきて智子の顔を照らし、
遠くに車の流れる音が、かすかな波の音のように聞こえてきていた。
智子は目を開けて、俺を見つめていた。
「眠れないの?」「うん」
「さっきは、どうも有り難う」「いいんだよ」
「嬉しかった。嫌われたらどうしようって、いつも思っていたから・・・」
「そうか、でも、寝ないとね・・・・」
智子は素直に目をつぶったが、右手を俺の方に延ばしてきて俺の手を探し、
俺の手に触れると、しっかり握ったまま眠りに落ちて行った。
俺達はここでも結ばれなかった。
智子が愛おしくて、手を出す気になれなかったのだ。
長い、長い一日が終わった。
翌朝、俺は智子に抱かれて目が覚めた。
智子が俺の布団に潜り込んできて、俺に口づけをしたのだった。
俺の息子は、痛いほどの朝立ちをしており
俺は夢うつつのまま智子のパジャマをたくしあげた。
小振りだが、形の良い乳房。
智子ははだけた胸を隠すでもなく、俺を見つめていた。
智子の作った朝食を一緒に食べた。
そして、一緒にアパートを出る。
アパートを出る時、智子は急に俺の目をじっと見つめた。
俺は、彼女を抱き、口づけした。
ほのかに口紅の味がした。
そして智子は、俺の手に何かを握らせる。
それを見て俺は痺れるような感動を覚え、智子を抱きしめながら
「有り難う。いつまでも一緒にいような」と
思わず口走ってしまった。
それは部屋のスペアーキーだった。
スペアーキーでは、俺にはSさんとの辛い経験があるから、
余計嬉しかった。
雨上がりのしっとりと濡れたアスファルトを、朝日が照らしている。
二人で駅まで一緒に歩いた。
これは別れる直前まで、続いた二人の日課となった。
続き 3/10)旅先で出会ったかわいい彼女との初体験、寝取られそして別れのエッチ体験談